商社営業の付加価値とは?工場を回る営業マンが信頼される情報提供の話

営業ノウハウ

おはようございます~

梅雨が明けていきなりの猛暑日です。

これから暑さが3か月くらい続くと思うと気が滅入ります。

それでも営業マンは元気よく仕事に向かいます!

さて、営業マンの仕事は「商品を売ること」だけではありません。

実は、お客さんに役立つ情報を届けることも、大事な仕事のひとつです。

今回は、製造業のお客さん同士の横のつながりと、商社営業だからこそできる情報提供についてお話ししましょう。

意外とある「横のつながり」

これまでお話している通り、うちのお客さんは主に製造業です。

実は製造業界隈では、自社で製造していた製品を外部にお願いすることがよくあります。

これを「移管」と言います。

その理由は自社の人手不足だったり、技術的に得意な工場にもっていったり、または仕事が少なくて困ってる同業社を助けるため、なんてこともあります。

これ、他業種に置き換えるとこうなります。

コスモスの店長が「カレーの在庫が無くなったから分けてほしい!」とドラモリの店長に電話する

まあ、ありえませんよね。

このようにもともと横のつながりが深い世界ではあります。

私たち営業マンはそれをちゃんと頭に入れておく必要があります。

同じ商品を2つの会社に売る場合、それぞれの価格が筒抜けになっている場合があるのです。

もちろん購入量によって単価の違いが出ることもあります。

お客さんに説明して、納得できる理由なら慌てる必要はありません。

けど2倍、3倍も違えば、納得できる説明は難しでしょう。

下手したら信頼貯金が一気にゼロになります。

営業マン自身がつながりになる

そして営業マンとして大事な役割。

それは自分たちの横のつながりを活用した情報提供です。

私はいろんな工場に毎日出入りし、その会社の社長・工場長など役員クラスから、現場リーダーや役職のついてない作業員まで、いろんな人と話をします。

その中で得た有益な情報を、他の工場でアドバイスすることがあります。

実例を挙げて説明しましょう。

近年、夏の暑さはますます厳しくなり、熱中症対策は必須となっています。

さらに令和7年(2025年)6月1日より、改正労働安全衛生規則が施行され、職場における熱中症対策が罰則付きで義務化されました。

STOP!熱中症 クールワークキャンペーン(職場における熱中症予防対策)
STOP!熱中症 クールワークキャンペーン(職場における熱中症予防対策)について紹介をしています

もともと工場は気温が上がりやすいです。

そんな中、とある工場がこんな熱中症対策を考えました。

そこは2勤怠、つまり昼勤と夜勤を交代で行い、ほぼ24時間工場を動かしています。

夏の暑さ対策として、暑さのピーク時間帯に工場を止めるようなシフトにしたのです。

つまり昼勤は朝5時~お昼2時まで。

夜勤は夕方5時から深夜2時まで。

一番気温の上がるお昼から夕方まで工場停止の時間を設ける。

この熱中症対策、他の工場にとってもかなり有益です。

そのままその方法を取り入れることもできますし、自社向けに手を加えて運用してもOKです。

または「他の会社では積極的に熱中症対策に取り組んでいる」という情報そのものが感謝される場合もあります。

もちろん、会社名や具体的な取引条件など、話してはいけない情報は絶対に出しません。

大事なのは、守秘義務を守ったうえで、お客さんの役に立つ知恵として伝えることです。

私たち商社営業マンは、商品を右から左に流すだけでお金ももらっている、楽な商売だとたまに言われます。

半分正解です(笑)

営業マンとして大事なのは、付加価値を付けることです。

うちの会社から買うと、よそには無いサービス提供がありますよ!とアピールして

そしてお客さんに認識してもらう。

そうやってお客さんに選ばれる営業マンになるのです。

まとめ

今回は、いろいろな工場に出入りする商社営業だからこそできる「情報提供」についてお話ししました。

営業マンの仕事は、商品を売ることだけではありません。

他の会社で実際に行われている工夫。

現場で困っていること。

お客さんがまだ知らない有益な情報。

こうした情報を届けることも、営業マンの大事な付加価値です。

もちろん、話していい情報と話してはいけない情報の線引きは必要です。

しかし、お客さんの役に立つ形で情報を届けられれば、「この人に聞けば何かヒントがある」と思ってもらえます。

結局のところ、営業で選ばれるかどうかは、いつも同じです。

お客さんにとって、役に立てるかどうか。

商品だけでなく、情報でも役に立てる営業マンでありたいですね。

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