おはようございます!
大型連休が終わり、仕事へ戻るのがつらいと感じている人も多いのではないでしょうか。
私の会社は5連休どまりだったので、気がついたら休みが終わっていました。
そのため、連休明けの出勤もそれほど心の負担にはなりませんでしたね。長すぎる休みより、これくらいがちょうどよいのかもしれません。
さて、今回は私が常日頃から考えている「楽して稼ぎたい」というマインドについてお話しします。
こんなことを言うと、
「楽して稼ぐなんて、けしからん!」
という声が四方から飛んできそうです。
ただ、私が言う「楽して稼ぐ」は、手を抜くことでも、何もしないで大金が入ってくることでもありません。
最初に時間と労力をかけて、少ない追加作業でも売上が続く仕組みをつくることです。
むしろ「楽して稼ぐなんてよくない」と思った人にこそ、最後まで読んでいただきたいと思います。
「楽して稼ぐ」とは、手を抜くことではない
以前からお伝えしているとおり、私は会社員の営業マンと、イベントで鮎の塩焼きを販売する仕事の二刀流です。
この二つの仕事を続ける中で、常に考えていることがあります。
それは、
「自分が動き続けなくても、売上が生まれる仕組みをつくれないか」
ということです。
もちろん、働かずにお金だけ欲しいという話ではありません。
限られた時間と人員で成果を出すためには、毎回ゼロから仕事を始めるのではなく、一度つくった仕組みから継続的に売上が生まれる状態を目指す必要があります。
これが、私の考える「楽して稼ぐ」です。
営業の売上には「定期販売」と「スポット販売」がある
まずは、本業である営業マンとしての話です。
私の会社の売上は、大きく二つに分けられます。
- 定期販売
- スポット販売
定期販売とは、お客様の工場で使用する資材などを、毎月ある程度決まった数量で納品する取引です。
例えば、合金鉄を毎月何トン、耐火物を毎月何トンというように、お客様の生産計画に合わせて継続的に注文をいただきます。
一方のスポット販売は、設備の新設や更新などで発生する、基本的には一度限りの取引です。
スポット案件は、受注できれば数千万円、場合によっては億単位の売上になることもあります。
ただし、金額が大きい分、競合他社との争いも激しくなります。提案から受注まで数年かかることもあり、必ず決まるとは限りません。
大きなスポット案件は営業として魅力があります。
しかし、会社の売上を長期的に安定させるという意味では、定期販売も非常に重要です。
定期販売は「積み上げ型」の売上になる
定期販売も、最初から楽に受注できるわけではありません。
採用されるまでには、次のような過程があります。
- お客様が抱えている課題の確認
- 商品の提案
- 競合他社との比較
- サンプルや試作品の提出
- 現場でのテスト
- 価格や納期の調整
ここには、かなりの時間と労力がかかります。
しかし、一度正式採用され、生産に欠かせない商品として定着すれば、継続的な注文につながります。
例えば、1kgあたり150円の商品を毎月10トン納品すると、月間売上は150万円です。
同じ規模の取引を10社まで広げることができれば、単純計算で毎月1,500万円の売上になります。
もちろん、これは売上であって利益ではありません。原価や物流費などもあるため、そのまま会社に残るわけではない点には注意が必要です。
それでも、毎月の販売量をある程度予測できることには大きな意味があります。
仕入れや在庫、人員、資金繰りの計画を立てやすくなり、次の営業活動にも時間を使えるからです。
私の考える「楽して稼ぐ」とは、まさにこの状態です。
最初にしっかりと提案し、商品を評価してもらい、その後も品質や納期、信頼関係を維持することで、売上が継続する仕組みをつくります。
定期販売は、何もしなくても注文が入る魔法ではありません。
しかし、一件ごとに毎回ゼロから売る仕事と比べれば、追加で必要になる営業活動を減らせます。
私は日頃から、この積み上げ型の売上を増やせないか考えながら営業しています。
鮎の塩焼き販売は、簡単に効率化できない
次は、鮎の塩焼き販売の話です。
イベントへ出店するときも、私は「もっと楽にできないか」と常に考えています。
なぜなら、鮎の塩焼き販売は正直なところ、かなり手間がかかるからです。
販売までには、おおよそ次の工程があります。
- 重い焼き釜を設置する
- 炭に火をつける
- 冷凍した鮎を水で解凍する
- 一匹ずつ串を打つ
- ヒレなどに塩をつける
- 時間をかけて焼き上げる
- お客様へ提供する
準備を始めてから店頭へ並べるまで、かなりの時間が必要です。
売り切れてから次の鮎を焼くと、お客様を数十分お待たせすることも珍しくありません。
以前、「唐揚げ店があえてお客様を待たせて行列をつくる」という話を書きましたが、私たちの場合は、あえてではなく本当に時間がかかっています(笑)。
だからといって、焼く時間を簡単に短くすることもできません。
時間をかけて炭火で焼くことが、おいしさにつながっているからです。
作業手順や道具の配置を見直せば、多少の効率化はできます。
しかし、鮎の塩焼きそのものは、人の手と時間が必要な商品です。販売数を増やそうとすれば、基本的には仕込みや焼き手も増やさなければなりません。
このままでは、売上を増やすほど自分たちの負担も増えてしまいます。
効率化できないなら、別の売上をつくる
そこで私は、今の販売方法を無理に効率化するだけでなく、別の角度から解決できないか考えました。
その一つが、新商品の開発です。
鮎の塩焼きをイベント会場で一本ずつ販売する方法だけでは、人手や焼き時間に売上が左右されます。
一方で、作り方や販売方法を工夫した商品を開発できれば、イベント以外の場所や時間でも販売できる可能性があります。
私が新商品開発へ動いた理由の一つも、ここにあります。
もちろん、商品開発には試作や調整が必要です。最初は鮎を焼いて売るよりも手間がかかるかもしれません。
それでも、一度商品と販売方法を形にできれば、自分が焼き場に立っていない時間にも売上をつくれる可能性があります。
最初に労力をかけて、あとから少ない追加作業で売上が続く状態をつくる。
これも、私の考える「楽して稼ぐ仕組み」です。
「楽して稼ぐ」という言葉に抵抗を感じる理由
「楽して稼ぐ」という言葉に抵抗を感じる人がいるのは、おそらく「努力をせずに利益だけ得ようとしている」と聞こえるからでしょう。
確かに、
「空から大金が降ってこないかな」
「何もしなくても、お客様が勝手に来ないかな」
という他力本願な考え方では、継続的な商売にはなりません。
私が目指しているのは、それとは正反対です。
仕組みをつくるためには、最初に考え、試し、失敗し、改善しなければなりません。
定期販売を獲得するためには、お客様に採用してもらうまで提案を続ける必要があります。
新商品を販売するためには、試作や価格設定、売り方を考える必要があります。
先に必要な努力をして、将来の負担を減らす。
つまり「楽して稼ぐ」とは、楽をするための準備をきちんとすることです。
自分の仕事を「仕組み化」できないか考える
毎日忙しく働いているのに成果がなかなか増えない場合、自分が動いた時間と売上が完全に連動している可能性があります。
一度立ち止まり、次のようなことを考えてみてください。
- 毎回同じように繰り返している仕事はないか
- 手順を決めれば、誰でもできる仕事はないか
- 一度つくれば、何度も使える提案書や資料はないか
- 単発の販売を、継続取引へ変えられないか
- 自分がその場にいなくても提供できる商品やサービスはないか
一つでも仕組みに変えることができれば、時間、人員、資金に少しずつ余裕が生まれます。
その余裕が、新しい提案や商品開発、次の事業へ取り組む時間になります。
忙しさそのものを成果だと思わず、同じ成果をより少ない負担で出す方法を考える。
営業マンにとっても、事業を続ける人にとっても、大切な視点ではないでしょうか。
まとめ|楽をするために、先に仕組みをつくる
今回は、私が考える「楽して稼ぐ」についてお話ししました。
その意味は、何もせずにお金を得ることではありません。
最初に時間と労力をかけ、少ない追加作業でも売上が続く仕組みをつくることです。
営業であれば、単発のスポット販売だけでなく、継続的に注文をいただける定期販売を増やす。
作業に時間がかかる事業であれば、手順を見直すだけでなく、自分が動いていない時間にも販売できる商品や方法を考える。
目の前の仕事を一生懸命こなすことは大切です。
しかし、自分の体と時間だけに頼り続けていると、売上を増やすために働く時間まで増やさなければなりません。
だからこそ私は、これからも「どうすれば楽して稼げるか」を真剣に考えます。
楽をするために、先に考えて、動いて、仕組みをつくる。
この視点を持つだけでも、今の仕事に新しい選択肢が見えてくるはずです。
それではまた!



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